新年度の行き先が決まったという
生徒さんも増えてきたこの時期。
「これからが本番」
という子を持つお母さまの心中、
お察しいたします。
今日はこの時期の
受験生の子を持つお母さまへ
向けて書きました。
目次
□周囲と自分を区別する
□さまざまな状況を想定する
□受験生の母としてのありかたを整える
周囲と自分を区別する
情報過多のこの時代。
聞きたくもないのに
実にさまざまなメディアから
いろいろな情報が入ってきます。
せっかくスマホやTVを遠ざけても
家族や親せき、同級生のお母さま方などリアルからも。
もはや普通に生活をしている以上、
押し寄せる波に抗うのは不可能です。
では、
無理に抵抗するのではなく
その波に身を任せて
漂ってみるのはいかがでしょうか。
とはいっても、
周囲に合わせて自分もいっしょに
あたふたしたり
不安になったりしてしまうのではなく、
「周囲は周囲、自分は自分。」
と明確に区別しておくということです。
「俯瞰する」とも言います。
区別するといえば
共感力の高いお母さまは特に、
子どもの少し先の未来を憂いて
ひどく心を痛めていらっしゃる場合があります。
ときにはそれに耐えきれず、
周囲に不安をぶつけたり
志望校を落とすよう促したり
する方もいらっしゃいます。
こうなるともう
子どもは進路を自分で選択できなくなります。
よほど自立できている子でなければ、
大好きなお母さんを
悲しませたくないと思うからです。
さまざまな状況を想定する
「受験をする」ということは
チャレンジするということなので、
成功することもあれば
失敗することもあります。
”一度、失敗したときのことを考えてみてください”
~とうながすと、
「そんなときのことなんて
考えられないです」
と言われたことがあります。
お気持ちはわかりますが、
失敗から目を背けていると
よけいに不安が募ってきます。
エスカレートすると、
不安に押しつぶされそうになったり
抱えきれず誰かにぶつけたりしてしまうなんてことも。
そうなる前に、
いったん冷静に最悪の事態を
想定してみましょう、ということです。
最悪の事態と言っても
私たちは昔の侍とかではないので、
失敗したからといって
命をとられるようなことはありません。
誤解を恐れずに言うと、
それは第2志望への進学であったり
すべり止めであったり
浪人して人より1年多く勉強するくらいで
その経験を糧に
その後の人生でいくらでも
挽回するチャンスは巡ってきます。
受験生の母としてのありかたを整える
最悪の事態のその先も
「けっこういいかも!」
と思えるようになるまで
イメージを膨らませてみましょう。
そして、
チャレンジに成功し
合格したときのイメージも膨らませて、
たくさん幸せな感情に包まれてみてください。
「結果はどちらでも、
うちの子も私も大丈夫。」
そう思えるようになればOK!
その気持ちで
受験生に接してみてくださいね!
まとめ
受験結果は、合格するか不合格かしかない。
どちらの場合もしっかりと想定しておき、
「どっちでも大丈夫」という信念を持ちましょう。
子どもの可能性を伸ばせるかどうかで
いちばん影響力がある人は保護者です。
その保護者が受験生のいちばんの味方に
なっているかどうかで迷ったら、
「ねえ、どうサポートしたらいい?」
と聞いてるのもひとつの手です。
そのときは
何も出てこなかったとしても、
そう聞いてみることで
「お母さんが自分に合ったサポートをしたいと
思っているんだな」
ということは伝わります。
「何かあったら言っていいんだな」
と安心してくれるかもしれません。
少なくとも何かしら
話をしやすくはなるでしょう。
そんなとき、もし、わたしが何か言うとしたら、
「受験終了後も人生は続くから、
安心して全力でぶつかってこ~い」
って感じですかね\(^o^)/
個別教育クラークは
受験生のお母さんも応援しています\(^o^)/
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