今日からはお問合せでよくある質問に
お答えしていくシリーズ
勝手にはじめます\(^o^)/
第1回目の今日は
苦手教科のとりくみかた
について。
目次
□苦手なのは何かを見極める
□目標と期限を決める
□テキストと進め方を決める
今日は中1くらいの生徒さんを想定しました。
「苦手なのは何か」を見極める
「苦手」と思っている教科について考えるとき
なぜ、そう思うようになったのかを
生徒さんに聞いてみると、
「点数がとれないから」
~という答えが返ってきます。
さらに、苦手教科が国語だった場合、
「随筆/小説」「説明文/論説文」「古文」・・・
等の、どれが苦手なのかを聞きます。
そのうえ、
「漢字の書き」は得意なのか
「読み」はできるのかも質問します。
このあたりからできないという場合は
「漢字が読めていない」
「語彙力がない」
ということが原因で
国語の点数がとれていません。
もし、漢字に自信がない、
語彙力がないということであれば、
「漢字検定」の受検をおススメしています。
明確な「期限=しめきり」があるからです。
クラークでは、漢字検定を教室で
受けられるようにして
受検するハードルを下げています。
さあ、気軽にエントリーして(笑)
しっかり対策をしていきましょう!
もし、
「長文問題」が苦手だとしたら、
長文問題ばかりが数十題ほど
載っているテキストを渡しています。
「毎日1題」とりくんでもらい
「まちがえたところを
次にできるようにするには
どうしたらいい?」
~という質問を何度か繰り返し、
その一点を意識できるようにします。
対策を「書き出す」ことができたら、
上達ははやいですよ!
目標と期限を決める
「点数を上げたい」と思ったら、
目標と期限を決めましょう。
今の時期なら、
学年末テストに向けてというのが多いと思いますが、
学年末テストは
たいてい直近で習った学習内容がテスト範囲となるので
「学校のワークや学校準拠のテキストをきっちり解いて」
上にあげた要領で
「まちがえたところの直し」をしていけば
点数はとれます。
テキストと進め方を決める
苦手な教科というのはたいてい
あとまわしになります。
「なんとなく苦手」というケースがほとんどなので、
実際のテストの解答や
模試の判定などを見ながら話をすると
進めやすくなります。
そして、テストを検証したり
本人に質問を繰り返したりして
「なんとなく苦手」の
原因がわかってきたところで、
苦手箇所にしぼって
学習時間とエネルギーを集中させます。
「選択と集中」です。
語彙力なら、漢検テキスト1冊。
古文なら、古文テキスト1冊。
長文なら、長文問題テキスト1冊。
このようにして
「毎日、見開き1題」というような
テキストにするだけで達成感が得やすくなり、
断然、進めやすくなりますよ!
また、
テキストの難易度が高すぎると
「やっぱり苦手だ」
「間違い多すぎてイヤになってきた」
~となります。
そのため、
苦手な教科の克服は
「少しカンタン過ぎるかな?」
と思うくらいのところから
はじめることをおススメします。
ハードルが高いと感じるのは
「はじめること」と
「続けること」だからです。
テキスト難易度の目安としているのは
正答率が70~80%くらいのものを
使用するということです。
苦手教科を一気に克服したいのはやまやまですが、
長いあいだ「苦手」としてきたものは教科は
ある程度の期間、続けなければ
なかなか結果はついてきません。
問題が難しすぎたり
見直しに時間がかかったりすると
そのうち「なんとなく嫌気がさして」
続かなくなってしまいます。
そのため、
結果を出すことが急務でなければ、
ほんの少しだけ長い目で見て、
「ハードルを低くすること」
がとても大切です。
長文問題が苦手な子は
「解答・解説」を見て
自分の答えと比較し
違いをじっくり検証する
という読み方をしたことがない
生徒さんがほとんどです。
つまり、
問題を解いた後にもう一度
頭をつかうのです。
この作業はとてもエネルギーを使うので
長文問題が苦手な子は
この部分をさぼってしまうのです。
また、
ただでさえエネルギーを使うのに、
まちがった問題がたくさんあったら
それだけでもううんざりしてしまします。
これらを想定しているので、
はじめは苦にならないくらいの難易度で
いったんはじめたら
続けることを目的にするくらいで
なんとか続けられるようになります。
ここがポイントです。
ここまで、中1国語を例にしてざっくり
「苦手教科のとりくみかた」をお伝えしましたが、
状況は人によってさまざまです。
少しずつ状況に応じてカスタマイズし、
自分に合った勉強スタイルを
見つけていきましょう。
まとめ
苦手な教科の克服は「的」をしぼって
スモールステップではじめよう!
いずれにしても大事なのは
「はじめること」と
「続けること」。
あなたの成績アップを応援しています\(^o^)/
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