わたしたちの理念に、
「クラークに関わるすべての人を幸せにする」
というのがあります。
ひと口に「関わるすべての方」と言っても、
この理念をつくったときに比べると
その対象者はずいぶん拡がっています。
それはもちろん生徒たちですし、ご両親、兄弟姉妹、おじいちゃんおばあちゃんなどの保護者の方々。学校や塾関係の方々、業者の方々。 そしてクラークで働いているスタッフやコーチ、彼ら彼女らを支えてくださっているご家庭の方などなど。
さらには、卒業生やその保護者のご紹介もあるので、現在お世話になっている方々だけを数えてみても、軽く1,000人は超えています。本当にいつもありがとうございます。
今回は、その中のひとり、普段はクラークの裏方として関わっていただいている業者の方より、嬉しいご報告とメッセージをいただきましたのでご紹介いたします。
仕事で「個別教育クラーク」の山本塾長と知り合い、
打ち合わせをするたび話はあちこちに飛び、
いろいろな話題について会話を重ねるうちに、
それは確かな信頼へとつながっていきました。
塾長と知り合った当時、私の息子は高校2年生。
大学受験を見据えてどのように勉強をしていったらよいのか、塾はどうするか。
親としていろいろと模索している時期でもありました。
仕事の打ち合わせを通じて塾長を信頼し始めていた私には、
「息子もこの塾に通ってもらえたらいいなぁ」という思いがありましたが、
自宅や学校とは距離があり、断念せざるを得ませんでした。
しかし、塾長は打ち合わせのたび、雑談の中で受験勉強にどう向き合っていけば良いのか、
その時、家族に何ができるのか、様々なアドバイスをしてくださいました。
その中で、とても印象に残っていることのひとつが「成長曲線」の話でした。
この「成長曲線」とは、人間が成長していく過程で、
費やした努力(時間)と結果(勉強であれば成績)との関係を示したもので、
受験勉強に限らず、スポーツや技術職など、修練が必要なものには
おおむね当てはまるものだそうです。
人間とは欲深いもので、費やした努力は、
すぐに結果として現れてもらいたいもの。
ですから、写真のように、勉強した分、成績が上がるものだと考え、
「理想」の直線的なラインをイメージしがちです。
しかし、ここが理想と現実の残酷なところで、
最初のうちは一生懸命がんばっていても、
成績はなかなか思うように上がっていかないそうです。
スタートしてからしばらくは
なかなか思う様な結果が現れない時期が続きます。
頑張っているのに結果が出ない。
やり方が間違っているんだろうか?
努力が足りないのだろうか?
この曲線が上がってくる前に心折れてしまって、
諦めてしまうことも少なくないといいます。
もちろん、努力の方向性についてはきちんと見定める必要がありますが 成長というのは、ある時点を境に急カーブを描いて上昇していくものらしく この話を聞いた日の夜、私はこの裏紙に描かれた図を息子に見せながら 聞きかじりの情報を、なるべく息子の力になるようにと、伝えたことを思い出します。
息子はいま、第一志望であった九州大学に通っています。
あとになって息子から話を聞いたところ
「最初は結果が出ない時期が続くもの」 「努力を続けていればきっと後で伸びてくる」
この、成長曲線のイメージが、受験勉強を頑張るうえで ひとつの「支え」になっていたのだそうです。
「人間って、こういうふうに成長するものなんだ」
頑張ってもなかなか結果が出なくて迷った時、諦めそうになった時、 この成長曲線を頭に思い描いてみてください。 きっと急カーブを描いて上昇する時が、あなたにも訪れるはずです!
(塾長のアドバイスに知識と勇気をもらった受験生の父親より。)
ありがとうございます!
第一志望の合格は、本人の努力とご家族の支えがあったからこそ達成されたこと。
成長曲線の話はひとつのきっかけにすぎません。
それなのに、このように言っていただけたことにはもう感謝しかありません!
嬉しくて嬉しくてもう、鼻血が出そうです!
ご報告とメッセージをいただき、本当にありがとうございました。