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Q. 親の期待に応えられず自信を失っているときの対処法は?~子どものやる気を引き出す5つの方法~

執筆者の写真: 塾長山本塾長山本

更新日:3月13日


子どものやる気を引き出す5つの方法
子どものやる気を引き出す5つの方法

中学受験を目指して大手進学塾に通わせています。成績は決して悪くありませんが、私たち親の期待に応えられていないと感じることが増え、娘は自信を失っている様子です。特にテストの点数が思うように伸びないときや塾の宿題がうまくこなせないとき、私たちが厳しく叱ってしまうことで更にプレッシャーを感じているようです。また、塾の授業に追いつくために休息時間を削り、疲れがたまっているように見えます。娘の将来を思うと中学受験に向けて頑張って欲しいのですが、親の期待が逆に重荷になっているのではないかと心配です。どうすればプレッシャーを減らしつつ、娘が自信を持って勉強に取り組める環境を作れるのでしょうか。

 

目次


  1. はじめに

  2. 「成果」ではなく「成長」に目を向ける

  3. 親の「期待」を背負わせるのではなく、「応援」する

  4. 休息をしっかり取ることも「勉強」の一部

  5. 「親が安心している姿」を見せる

  6. 「何のために中学受験をするのか」を共有する

  7. まとめ

 

子どものやる気を引き出す5つの方法とは? 1. はじめに


お子さんの将来を思うからこそ、「もっと頑張ってほしい!」と願うのは親として自然なことです。その気持ちは決して悪いものではありませんが、過度な期待がプレッシャーとなり、「勉強=親のためのもの」と感じさせてしまうことも。

そこで、プレッシャーを減らしながらも、お子さんが自信を持って勉強に取り組める環境を整える方法をいっしょに考えてみましょう。


 

2. 「成果」ではなく「成長」に目を向ける


テストの点数や宿題の完成度にばかり注目すると、お子さんは「結果がすべて」と思い込んでしまいがちです。しかし、大切なのは「テストの点数」ではなく、「どれだけ成長したか」です。

例えば、テストで80点を取った場合「なんで20点落としたの?」ではなく、「前回より計算ミスが減ったね」「難しい問題にも挑戦できたね」と、成長した部分を見つけて具体的に伝えましょう。

また、成績が伸び悩んでいるときには「今回は結果に出なくても、努力したことは確実に力になっているよ」と励ましてあげてください。


 

3. 親の「期待」を背負わせるのではなく、「応援」する


「もっとできるようになってほしい」という思いが強いと、つい厳しい言葉をかけてしまいがちです。しかし、お子さんにとって一番安心できるのは、「どんなときも親は応援してくれる」という信頼です。


声かけの例

✖「こんな点数じゃダメじゃない!」

→ 〇「よく頑張ったね。次はどこを伸ばしたい?」


✖「宿題が終わってないなんて、ちゃんと計画しなさい!」

→ 〇「どこでつまずいたのか、一緒に考えてみよう」


このように声をかけることで、「怒られるからやる」ではなく、「自分のために頑張る」という意識を持てるようになります


 

4. 休息をしっかり取ることも「勉強」の一部


睡眠不足や疲労は、記憶力や集中力の低下を招くだけでなく、気持ちをネガティブにしがちです。中学受験では「勉強量」も大事ですが、それ以上に「勉強の質」が重要になります。


効果的な休息の方法

  • 25分勉強 → 5分休憩 のサイクルを意識する(ポモドーロ法)

  • 1日15分でも「好きなことをする時間」を持つ(リラックスすると集中力が上がる)

  • 睡眠時間を削るのではなく、「しっかり寝ることは脳のメンテナンス」に必要と伝える

休息は決して「怠けている」のではなく、学習効率を高めるために不可欠なものです。


 

5. 「親が安心している姿」を見せる


お子さんは親の表情や態度を敏感に感じ取ります。親が不安そうだと、「もっと頑張らないといけない」とプレッシャーを感じてしまいます。

だからこそ、「大丈夫」「きっとなんとかなる」と楽天的な姿勢を見せることが大切です。親が安心していると、お子さんも落ち着き、前向きに勉強に取り組めるようになります。


 

6. 「何のために中学受験をするのか」を共有する


受験勉強がつらくなったとき、お子さん自身が「何のために勉強しているのか」がわからなくなると、モチベーションを失いやすくなります。

「どの学校に行くか」よりも、「その学校でどんな楽しいことが待っているか」に目を向けることで、前向きな気持ちになれます。


モチベーションを上げる例

「○○中学に入ったら、こんな部活ができるってよ~楽しそう!」

「この学校なら、こんな勉強ができるんだって~」

お子さんが「この学校に行きたい!」と思えるようにすると、ワクワクした気持ちで勉強に向かえます。


 

7. まとめ


お子さんのプレッシャーを減らすことは、「手を抜く」ことではなく、「前向きに頑張れる環境をつくる」ことです。


子どものやる気を引き出す5つの方法

  • 成果ではなく、成長を見守る

  • 期待ではなく、応援する

  • 休息も大事な勉強の一部と考える

  • 親が安心している姿を見せる

  • 中学受験の目的を共有し、モチベーションを高める


お子さんが自信を取り戻し、受験に向けてポジティブな気持ちで進むためには、何よりお母さんの笑顔のサポートが大切です。お母さんも大変なことが多いと思いますが、頑張りすぎず、お子さんと一緒に少しずつ歩んでいけるといいですね。応援しています!


 

※「塾選び.com」にて、塾長山本がエキスパートとして回答した内容を再編集、紹介しています。

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